赤ちゃんの鼻づまりを解消する方法!治らなくて病院に行くべき時は?

赤ちゃんの鼻づまりはどう解消すればいいでしょうか。小さな赤ちゃんが鼻づまりを起こすと呼吸が困難になり、ひどい場合は命に関わりますからすぐに鼻づまりを解消しなくてはなりません。しかし、鼻をかみなさいというわけにもいかず、鼻づまりに効く薬というのもはたしてどうなのか、心配が先走りしてしくいます。

おまけに核家族化した現代のことですから、若い夫婦は本当に困ってしまいます。とはいえ、一刻も早く赤ちゃんの鼻づまりを何とかしてあげなくてはなりません。さて、どうすればいいでしょうか。

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鼻づまりの原因

赤ちゃんが鼻づまりを起こす原因にはいろいろあります。まず最初に原因として考えられるのはダニアレルギーです。ダニとその死骸が部屋にいて、それが原因で鼻づまりを起こすことがあります。大人もダニアレルギーを起こしますが、デリケートな赤ちゃんはもっと大変です。ダニは布団にも隠れていますし、ぬいぐるみにも潜んでいるので要注意です。風邪の症状に鼻づまりもありますから、赤ちゃんが鼻づまりを起こしたら風邪を引いているのかもしれません。

赤ちゃんは誕生してから3ヶ月で免疫が切れるので、ちょうどその頃から風邪を引きやすくなります。赤ちゃんはともかくデリケートなので、気温差が鼻づまりの原因ということも考えられます。鼻水が出ているときにはかえって鼻づまりを起こさないものですが、鼻くそがつまって鼻づまりになっているのかもしれません。

鼻づまりの症状

赤ちゃんが鼻づまりを起こすと鼻で呼吸ができなくなるため、ミルクが飲めなくなってしまいます。また、鼻がつまって鼻で呼吸ができなくなるので、もっぱら口呼吸をすることになりますが、ブヒブヒと音を立てて口呼吸をしていたら、鼻づまりをしている証拠です。呼吸が苦しいため寝つきも悪くなります。赤ちゃんがすやすやと眠るためには、鼻がすーっと通っている必要があるのです。言葉のしゃべれない赤ちゃんは、どこか具合が悪くなると泣いて知らせます。おしっこやうんちをしたときも泣きますが、鼻づまりをしていて呼吸が苦しいときも泣いてそれを知らせますので、注意してください。

鼻づまりの解消法

鼻づまりを解消するには、まず赤ちゃんの血行をよくしてあげてください。温かい飲み物の湯気やお風呂の湯気で温めてあげるといいです。赤ちゃんは薬を口から飲むことはできませんが、体に塗ることのできるヴィックスヴェポラップは生後6ヶ月から使用することができます。胸や喉や背中にこれを塗ってあげると、皮膚から薬用成分が吸収されるとともに、蒸発した薬用成分と香りが鼻の通りをよくしてくれます。体に塗るとアレルギーを起こす場合は、、これを水に溶かして部屋に置いておくのも効果があります。

鼻づまりを解消するためのグッズとしては鼻水吸い取り機というものもあるのですが、赤ちゃんや子供に使用するのはやめたほうがいいかもしれません。また母乳のもつ力を利用した母乳点鼻という方法がありますが、これは赤ちゃんの鼻に母乳を一滴たらします。また綿棒を鼻の穴に差し込んで鼻に詰まったものを取り出す方法もあります。しかし、あまりにも奥まで差し込んだり鼻の穴を傷つけたりしないように気をつけてください。

実は、小児科医が勧める対処法は、赤ちゃんの鼻に口をつけて吸ってあげるというものです。この方法は親にしかできないものだそうで、うっかり鼻を傷つけてしまうこともなく安全かつ確実な鼻づまり解消法です。ただし、吸い込んだものを飲み込んでしまわないように注意してください。民間療法としては、ツボを押すという方法があります。

目と目の間の清明(せいめい)、鼻がもっとも広がったところつまり小鼻の横のくぼみである迎香(げいこう)、そして手の甲の親指と人差し指の間の合谷(ごうこく)がありますが、もちろんこれは赤ちゃんだけではなく大人にも効果があります。赤ちゃんの寝させ方も民間療法として効果があります。つまっている鼻の反対側を下にして寝かせるといいですが、ペットボトルをつまった鼻と反対側の脇に挟んで寝かせると、自律神経が圧迫されるのでより効果的です。

病院に行ったほうがいい場合

赤ちゃんの具合が悪くなるのは待ったなしで、病院や医院の診療時間ではなく真夜中ということもよくあります。そのために救急車を呼んでもなかなか受け入れ先の病院が決まらず悲しい結果になったというニュースを聞くことがあります。赤ちゃんが鼻づまりを起こしても、たいていの場合は病院に行かないで対処できるのですが、発熱している場合は病院に行って診察を受けてください。鼻づまりだけではなく咳も出るとか、痰がからんで辛そうな場合もたんなる鼻づまりとは違うので病院に行って診察してもらってください。

鼻づまりをしてミルクを飲まなくなった場合も、このままでは危険な状態になってしまうので、やはり病院に行ってください。また、中耳炎や副鼻腔炎の病歴がある場合も、鼻づまりをすることでまた再発の可能性がありますので、必ず病院に行って診察ならびに治療を受けることが大切です。

まとめ

生後3ヶ月間は母胎からもらった免疫があるので、赤ちゃんの健康はその免疫力によって守られていますが、この時期を過ぎると急に熱を出したり鼻をつまらせたり咳をしたりと、まだ自力で病原菌と戦う力がないためにいろいろな症状が出てしまいます。体力もまだほとんどない赤ちゃんですから、たかが鼻づまりなどと安心していたら大変なことになってしまうかもしれません。大切な赤ちゃんですから、大切に見守ってあげてください。

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