グローブは水洗いできる?洗う方法と濡れた場合コレしちゃだめ

野球のグローブって水洗いできる?

野球のグローブはすぐに汚れてしまいます。外側の汚れはキチンと手入れすることである程度は対応できますが、内側までは手が届かないのですぐに臭くなってきます。

野球のグローブは皮でできていますから、洗っていいのかどうか迷ってしまいます。皮は水に弱いというのがふつうによく言われていることなので、皮でできた野球のグローブを水で洗うのはためらってしまいます。それに、野球のユニフォームなら洗濯機で洗えるでしょうが、硬くてゴツゴツしたグローブは、洗濯機に入れて洗ってもいいのでしょうか。

また、水洗いができるとして、洗ったあとは乾燥させなくてはなりません。ふつうに乾燥機で乾燥させたり、日に当てて乾燥させたりしていいのでしょうか。

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グローブを水洗いする方法

野球のグローブをつくるときに、湯もみ型付けという方法でグローブ独特の型をつけることがあるそうです。

そういう製造過程を経て作られたグローブは、水に通しても問題ないとされています。また、そうでなければ野球のグローブは雨で濡れることもありますから、水に弱いと大変です。野球のクローブは表面に防水加工がされていないために、水洗いはやめたほうがいいという意見もあるのですが、雨にせよ洗濯にせよ、水で濡れてしまったグローブをどのように乾かすかということが大切です。

野球のグローブは型をキチンとつけてありますので、洗濯機を使って洗うことも可能です。ていねいに手洗いをしなくてはならない他の皮製品とはちがって、同じ皮製品でも野球のグローブは頑丈にできているのです。

もちろん野球のグローブもていねいに手洗いをして、部分的についた汚れをきれいに落とすといいでしょう。中性洗剤をつけた歯ブラシで汚れをていねいに落としてみてください。

干す時に気をつけること

野球のグローブを洗濯することは大丈夫ですが、問題はグローブを濡れたままにしてはいけないことです。

できるだけ早く乾燥させなくてはなりません。濡れたままにしておくと、カビが生えてしまったり、皮が劣化してしまったりします。洗濯をしたらその洗濯物を干すというのが常識ですが、野球のグローブは洗濯することはできても、ほかの洗濯物と同じように日なたに干すことはできません。そんなことをしたら皮が痛んでしまうからです。

水で濡れたグローブはすぐに乾燥させなくてはならないけれど、ふつうの洗濯物のように干してはいけないとすると、どうすればいいのでしょうか。乾燥機に入れると日に干すより手軽に洗濯物を乾燥させることができるのですが、野球のグローブは絶対にこれをやってはいけません。野球のグローブを絞って水分を取るなどと考える人はいないと思いますが、もちろんこれも不可能です。

野球のグローブは必ず陰干しにしてください。干すというよりは、風に当ててその風で乾かすということになります。ただし、風はあくまでも自然の風にしてください。ドライヤーなどの人工的な風で野球のグローブを乾かそうとしてはいけません。

濡れた場合にコレしちゃダメ

野球のグローブを洗濯したら濡れますが、試合中に雨が降って濡れることもあります。また、手から出た汗で濡れてしまったりもします。皮でてきたグローブをそのまま濡れた状態にしておくと、その皮が劣化してしまいます。できるだけ早く乾燥させたいものですが、やってはいけないことを挙げてみます。

水は温度を上げると蒸発しますから、洗濯物などはコタツにいれて乾燥させることがあります。野球のグローブでは絶対にこれはやらないでください。ストーブで乾かすのもダメです。風呂から出たとき洗った髪を乾かすのにドライヤーを使います。ドライヤーから出る温風は濡れた髪を乾かすのには最適ですが、野球のグローブをドライヤーで乾かすことはやめてください。

野球のグローブを衣類乾燥機に入れるのも、皮が痛んでしまいますからやってはいけません。

要するに、人工的な熱や風を使って野球のグローブを乾かしてはいけないということです。かなり昔のことになりますが、アメリカで、お風呂に入れた猫を乾かすのに電子レンジを使ったためにその猫が死んでしまったという事件があり、それ以来電気製品の注意書きが詳しく書かれるようになりました。野球のグローブも、もとは生物の皮ですから電子レンジで熱してはいけません。

洗濯物はふつうは日光をあてて干します。テレビの天気予報では洗濯指数などといって翌日の日光の程度を予測していますが、野球のグローブは絶対に日光には当てないでください。

濡れた場合のお手入れ方法

濡れた野球のグローブは陰干しにするというのが鉄則です。ただし、できるだけ短い時間で乾かしてしまいたいので、そのための必要アイテムを紹介します。新聞紙とタオルと雑巾を使って、汚れをとるとともに水分をできるかぎり吸収します。陰干しにするのですが、そのときグローブを立てておいて、風通しをよくすることが大切です。

人工的な熱で乾かすと皮を傷めてしまうからダメだといいましたが、扇風機の風はコタツ・ドライヤー・ストーブ・レンジなどとは違って、人工的に自然の風を起こすものなので、日陰に立てておいたグローブに、扇風機の風をあててみてください。乾きが少し少しは早くなります。

まとめ

野球のグローブは、洗濯機で洗うこともできます。それだけ丈夫にできているのですが、水にぬれたグローブはできるだけ早く乾燥するようにしてください。そのとき、日光にあててはいけません。また、ドライヤーやストーブや電子レンジなど、人工的な熱で乾かすこと絶対にやめてください。陰干しにして、自然の風で乾かしてください。

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