通夜の服装で男性が気をつけること!夏はコレに気をつける!

親しい方が亡くなられたという知らせを受けて、お通夜に伺う。それは常識ですが、さて、そのとき、服装はどうすればいいのでしょうか。喪服?いえ、喪服とは「喪に服している」ことを表すための衣装で、遺族の方々が着るものです。では、男性のあなたは、どのような衣服を着て行けばいいのでしょう。それから、夏の暑いときは、どうすればいいのでしょう。

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半そでは大丈夫

男性は、スーツにネクタイというのが基本的スタイルです。ただ最近は、クールビズが常識になっていますので、夏は半そででも大丈夫です。クールビズでは、ノーネクタイがふつうですが、さすがに、通夜に行くのにノーネクタイはいけません。半そでは大丈夫、ノーネクタイはダメ、ということになります。

通夜に着ていく衣服は

喪服は遺族の方々が着るものなので、通夜に喪服を着て出掛けてはいけません。ただ、故人に対する悲しみを表し、その悲しみや故人に対するさまざまな思いを込めて、遺影の前で焼香するのですから、ジーンズにTシャツというようなラフな恰好ではダメです。基本的には礼服、ということです。

礼服でなくスーツでもいい?

礼装には、モーニングや和装などの正式と、ブラックスーツやブラックフォーマルなどの略式があります。モーニングは、通夜や告別式にはふさわしくないので、略式でかまいません。略式のブラックスーツやブラックフォーマル、あるいはダークスーツといったところが、通夜の衣服ということです。

通夜と葬式・告別式の違いは?

通夜と葬式・告別式の違いは何でしょうか。人が死亡したとき、医師がその死亡時刻などを記録して、死亡診断書を書きます。死亡してから、最低24時間は火葬してはならないと法律で決まっていますので、少なくとも一晩は、自宅や葬儀場に安置しておかなくてはなりません。これが通夜ということになります。火葬場の都合で、火葬にできる日時が決まるので、通夜の前に仮通夜が行われることもあります。いずれにせよ、告別式の前の夜が通夜で、場合によっては、あなたは仕事の帰りに、通夜に駆けつける場合もあるでしょう。

スーツはどんな色がいい?

仕事帰りに駆けつけることもある通夜では、ブラックスーツというわけにはいかないこともあります。その場合は、濃紺やダークグレー、それに、目立たないストライプがあってもかまいません。ネクタイは、黒がいいのですが、ふだんから黒のネクタイをしている人はあまりいません。駅の売店でも黒いネクタイが売られているのを見かけますが、地味な柄であれば、あえて黒のネクタイを買って間に合わせる必要はありません。明るい色のスーツなら、腕に黒い腕章をすることもあります。

通夜の翌日の葬式・告別式では、身支度する時間がありますから、ブラックフォーマルにしてください。通夜でも、その時間があれば、ブラックフォーマルに着替えて参列するのがいいでしょう。スーツは、ダブルでもシングルでも、三つ揃いでもかまいません。ワイシャツは白にして、ネクタイは黒で無地のものにしてください。

コート

夏場は半そででもOKと書きましたが、冬場はふつう、コートを着て外出します。コートは、黒無地か濃紺にしてください。ただし、通夜や葬儀の会場に到着したら、すぐに脱いでください。受付のとなりに、コートや手荷物を預ける場所がありますので、脱いだコートはそこに預けましょう。雨や雪の場合には、さしてきた傘も、コートといっしょに預けてください。

靴ももちろん、黒でなくてはなりません。しかし、色は黒でも、いろいろ金具がついているものは避けてください。デザインも、あまり派手なものはいけません。「足元を見る」ということわざがありますが、上着やズボンはキチンとしていても、靴がダメだと、それで本当にダメです。たとえ黒の靴でも、すり切れてボロボロになった靴など、絶対にダメです。キチンと磨いた靴をはいていきましょう。

カバン

カバンは、持たないでよければ持たないに越したことはありません。しかし、仕事上、男性にとってカバンは欠かせないものです。ショルダーバッグはなるべく避けたいものですが、仕事帰りなど、ショルダーバッグを持っていることがあります。大きなカバンなら、貴重品に気をつけて預けるということもありますが、小さなショルダーバッグは、肩にかけずに、ショルダーバッグのひもを結び、持ち方に気をつけて膝のうえに置いてください。

気をつけたいこと

男性も、いろいろおしゃれをすることがありますね。通夜は悲しみの場所ですから、キラキラ輝く金の時計やブレスレットなどは、身につけないでください。指輪も、結婚指輪以外の派手なものははずしてください。ネクタイピンも、つけないほうがいいでしょう。とくに、派手なものは絶対にダメです。

まとめ

馬子にも衣装とは少し違っているかもしれませんが、故人の関係者があちこちから集まってくることを考えて、衣服には十分に気をつけてください。初対面の人も多いことでしょう。あなたが着ている衣服や身につけている持ち物、そこにあなた自身が表れているのです。

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