通夜の服装で女性が気をつけること!ストッキングはどうする?

男性ならば黒いスーツに黒いネクタイそれに黒い靴、という略式のパターンがあるのですが、女性の衣服は男性と比べて、いろいろです。どんな衣服がいいのでしょうか。和服やパンツスーツなら脚を出すことがないので問題にはなりませんが、ワンピースやスカートならば、ストッキングはどうするのか。それに、そもそもパンツスーツでもいいのでしょうか。

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ストッキングの色は黒じゃないとダメ

通夜や葬式・告別式に参列するときにも、あなたのオシャレなセンスを生かすことが大切です。ただ、場所が場所ですから、どんなオシャレでもかまわないというわけではありません。
ワンピースを着るかスカートをはくことになるでしょうから、ストッキングは大事です。いろいろな色や柄のストッキングがありますが、黒でないとダメです。通夜は、仕事帰りに駆けつけることもありますので、全身黒ずくめでなくてもいいのですが、派手な衣服はダメです。翌日の葬式・告別式に参列する場合は、通夜のときよりもさらに身だしなみには気をつけてください。

パンツスーツはOK

通夜に着ていく衣服は、遺族の喪服に対して、略式ということになりますが、それは、普段着ではありません。黒いワンピースかスーツが一般的ですが、最近は、女性も、スカートではなくパンツをはくことが多くなってきました。とくに、働いている女性のパンツスーツ姿はよく見かけますし、スカートとは違う別の表情を持っています。わざわざスカートやワンピースに着替えて通夜に参列する必要はありません。パンツスーツは、もともと派手な色や柄のものが少ないでしょうから、通夜に着ていっても大丈夫です。

スーツはどんなものがいい?

黒いスーツの「黒」には、いろいろな「黒」があります。上等なスーツだと、この「黒」に品の良さや高級感が表れます。黒一色だからこそ、その黒の深みにさまざまな違いが出てくるのです。年代によって、スーツの値段の目安が変わってきます。20代の女性なら、2~3万円のものがいいでしょう。この価格帯のものは、デザインも若々しいものが多いので、20代にピッタリかもしれません。30代なら、少し格上げして、4~5万のものにしてください。この価格帯だと、デザインもいろいろあり、あなたの体型や雰囲気にピッタリのものが見つかることでしょう。8万円を越える高級品となると、同じ黒でもどこか違いますし、仕立ても違います。年に数回しか着ないスーツですが、10年くらいは着ることになるので、10年後の自分というものも考慮して、高級品を買っておくのもいいでしょう。
あまり肌を見せないほうがいいので、ふつうは長袖ですが、夏場でもノースリーブはやめておきましょう。せいぜい五分袖までにしてください。

コート

冬場にコートは欠かせません。コートはスーツやワンピースの上に着るので、通夜の式場に着いたときには、まずコートが人の目に入ってきます。ですから、コート選びは大事です。カジュアルなコートやダウンジャケットではなく、やはり黒無地のシックなコートにしてください。ただし、高級感を出そうとして、毛皮やレザーのコートを着るのはダメです。毛皮や皮は動物を殺してつくるものなので、人の死を悼む場所には御法度です。

女性の靴は男性の靴よりはるかに、色も形もデザインも、それに素材も豊富です。やはり黒が基本ですから、茶系の靴はやめておきましょう。キラキラ輝くエナメルもダメですが、スエードも、「皮」であることを強調してしまうので、やめておきましょう。皮がダメだからといって、ゴムの靴にしてはいけません、靴はふつうに革靴にしてください。なお、金属の飾りのついた靴は、ダメです。あくまでもシンプルなデザインの靴にしてください。

カバン

バッグは女性の必需品ですが、光沢のあるバッグはよくありません。もちろん、カラフルなものもダメです。女性のファッションの一部になっているバッグですが、通夜には、黒い地味なデザインのバッグで参列しましょう。キラキラした金具のついているバッグもやめておきましょう。

アクセサリー

アクセサリーにも気をつけなくてはなりません。輝く大きな宝石の指輪や腕輪はしないでください。できるかぎり、結婚指輪だけにしてください。ネックレスは、パールの一連のものにしてください。パールの二連のネックレスは、弔事が重なるという意味になるので、ダメです。

気をつけたいこと

化粧ですが、濃いメークはやめてください。もちろん、化粧によって、通夜にふさわしい顔にすることはできますから、ふだんとは少し違う化粧にするのもいいでしょう。ネイルも、爪を保護する程度のマニュキアならかまいませんが、派手なものはやめましょう。髪飾りも目立たないものにするか、黒いゴムかピンで髪を整えてください。ボサボサの髪はもちろんダメです。きつい香水をつけるのもよくありませんので、ほのかな香りのものにしてください。

まとめ

女性は男性よりも、ふだんからファッションに敏感で、衣服だけではなく、化粧や装身具や香りなど、いろいろ自己アピールするものに時間とエネルギーをかけています。通夜のときには、黒一色になってしまいそうですが、そのなかで、故人を悼む悲しみを、清楚な装いで表すように気をつけましょう。

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