洗濯で色移りの落とし方をご紹介!防止方法と洗濯ではコレはダメだよ

白い服に色移りして落とし方を探している人もいるでしょう。大事な服だったらなおさらですよね。色柄物と白い服をいっしょに洗濯機に入れて洗濯すると、色柄物が色落ちして、その色が白い服に色移りしてしまうことがあります。

白い下着ならば色移りしても、なんとかがまんして使うこともできますが、白い服はそうはいきません。せっかくお気に入りの白い服ですから、そう簡単に捨ててしまうわけにもいきません。なんとか白い服についてしまった色を落とす方法はないでしょうか。

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洗濯で色移りの落とし方

衣服をつくっている繊維は、木綿にしても絹にしても合成繊維にしても、もともとは白か白に近い薄い色です。これらの繊維を組み合わせて織り上げた生地を染色したものが色柄物ということになります。

この色柄物の色が、洗濯するときの洗剤や水温などの条件がピッタリ合ってしまって流れ出てしまい、ほかの白い衣服についてしまうのが色移りです。

色移りした色は色柄物の生地に染色されたものですから、そのままにしておくと今度は白い衣服をその色で染めてしまいます。そうなるともう落とすことができません。そうなってしまう前に、ともかくすぐに対処することが大切です。

色柄物からその色が落ちたときとまったく同じ条件を再現することができれば、白い衣服についてしまった色は落ちるはずです。理屈ではそうなのですが、なかなか理屈通りにはいかないのがこの世の中です。洗濯物の色移りについても同じことが言えます。

色移りしたらともかくすぐに対処、つまり、色移りしたものをもう一度洗うことになります。今度はほかのものといっしょに洗わず、それだけをお湯で洗ってください。また、漂白剤を使うといい場合がありますが、漂白剤を使うときにはその漂白剤の注意書きなどをよく読んで、間違った使い方をしないようにしてください。

色移りの落とし方の実際の手順を説明するよ

それでは、実際の手順を説明します。
まず、色移りしたものを洗うお湯ですが、50度ほどの温度にしてください。お風呂が40度より少し高めの温度なので、手を入れて熱く感じる程度のお湯です。

このお湯に洗剤をふつうの2~3倍くらい入れます。アルカリ性にすると色落ちがいいので、中性洗剤ではダメです。粉末の弱アルカリ性の洗剤にしてください。これに漂白剤を加えると洗浄力はさらにアップします。使用する漂白剤は、液体の酸素系漂白剤を使ってください。こちらは多めに入れるのではなく、規定量にしてください。

これが色移りした衣服の色を落とすための洗浄液の作り方です。この洗浄液に色移りした衣服をつけ置き洗いするのです。どのくらいつけておくかというと、30分くらいです。つけ込んでいるあいだに、ときどき手で混ぜてみてください。たいていの場合は、これで色がきれいに落ちています。

もう一度復習しますと、50度くらいのお湯に規定量の2~3倍の粉末の弱アルカリ性洗剤と規定量の液体の酸素系漂白剤を入れて洗浄液をつくり、この洗浄液に30分くらい色移りした衣服をつけ込んでおく、ということです。意外と簡単ですね。

洗濯で、これはやっちゃダメ

色柄物と白物とをいっしょに全自動洗濯機に入れたために色移りしてしまった場合、そのまま乾燥までしてしまってはいけません。色移りを落とすためには、色が移ったときにすぐに対処しなくてはなりませんから、色移りしたものをそのまま乾燥機で乾かすなどということをしたらダメです。

色移りをしたらすぐに処理をすることがもっとも大切ですから、そのままほったらかしにしておくというのは絶対にダメです。色移りの落とし方で説明したことを、ともかくすぐに実行してください。

色移りの原因

色移りは、色柄物を染めていた色がなんらかの理由で落ちてしまうことから始まります。ふつうは色落ちしないように染色されているのですが、それでも水の温度や洗剤などの条件によって色が流れてしまうことがあります。

もともと生地に外からつけた色ですから、また外に出てしまったということになります。この色が、洗濯機のなかにある他の衣服の生地についてしまうのが色移りということです。

色移りを防ぐには

色移りを防ぐには、色柄物から色落ちしないように洗うことができればいいのですが、なかなかそれは難しいことです。ですから、洗濯は仕分けするように心がけてください。白物は白物だけで洗えば、この白物に色移りすることはありません。

しかし、色柄物と一言でいっても、いろいろな色がありますし、同じ色に見えても染料が違っていることもあります。そうすると、一枚一枚分けて洗うしかなくなってしまいます。そんなことをすれば、一日中洗濯ばかりしていなくてはならなくなってしまうかもしれません。

そんなことにならないように、色柄物は色分シートを使ってほかの物と分けて洗うようにしましょう。色分けシートを使うと、たとかその色柄物から色落ちがしても、この色分けシートが他の物にその色が移らないようにしてくれます。

まとめ

色柄物と白物はいっしょに洗わないようにして、色移りしないようにすることが大切です。色移りしてしまったら、ともかくすぐに対処してください。50度くらいのお湯に多めのアルカリ性洗剤を入れ、さらに酸素系漂白剤を入れて移ってしまった色を落とします。

この方法はびっくりするような効果を発揮することもあります。しかし、それでも色が落ちてくれないこともあります。最後の手段はクリーニング屋さんへ持っていって、染み抜きをしてもらうしかありません。

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