歓迎会で気をつける新入社員の挨拶を伝授!やっちゃダメなことも!

会社や事務所で挨拶したあと、必ず歓迎会があります。このときにもまた、新入社員は挨拶しなくてはならないのですが、さて、どんな挨拶をすればいいのでしょうか?飲み会の席ですし、2度目ということになりますから、どういう点に注意して、挨拶したらいいのでしょうか?

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挨拶の構成

挨拶の最初は、やはり自己紹介です。すでに一度、自己紹介をしているし、司会者がすでに、「では、○○君に自己紹介してもらいましょう!」というように、あなたのことを紹介しています。「今ご紹介にあずかりました、○○××です」と、簡単に自己紹介を始めす。

ただそのとき、自分を歓迎するためにこの席に集まってくれた上司や先輩の顔をざっと眺めて、感謝の気持ちを表すことを忘れないでください。次に、出身校と出身地を言っておきます。同じ大学の出身者もいるでしょうし、それに、もっと効果的なのは、同じ出身地の人がいる場合です。挨拶がおわったあと、個人的に話す機会がありますが、そのとき、その話題から入れます。

趣味も大切ですね。まだあなたのことは、ほとんど何も知られていないのですから、趣味を通じて、あなたがこういう人だということがアピールできますす。なかには、同じ趣味を持っている人もいるでしょうから、個人的に話をするときの切り口になります。何事も、締めが大事です。ここで、これからのやる気を示しておくと評価も高くなります。

例文

ではまず、ダメな例文をいくつか紹介しておきます。

「自己紹介はもうすんだので、ここでは堅苦しいことは抜きにして、いっしょに楽しく飲みましょう」などというのはダメです。自己紹介は、新入社員のときには何度もやるものだ、と心得ておいてください。「私の出たのは○○大学で、去年、その学生が事件を起こして有名になりましたね」などと、たとえそれが事実ではあっても、マイナスの印象を与えることは言わないほうがいいです。「趣味は、ちょっと言いにくいのですが、……」などと、人に言えないような趣味を言うのは厳禁です。もしもそういう趣味か本当にあったとしたら、社会人としてそれを改善していくことも大切です。

要するに、ダメなことを言うと、笑いをとることができるのですが、それはダメ、ということです。

次にいい例文を紹介します。

「新入社員の○○○○(フルネームで)です。今日は私のためにこのような会を開いてくださいまして、ありがとうございます」と、自己紹介に感謝の気持ちを加えてください。もしも出身大学で、ダメな例であげたようなことがあったとしたら、「○○大学で○○を学びました。皆様はご存じかもしれませんが、私の出身大学では世間をお騒がせする事件を起こした者もいましたが、それはまったくの例外で、教授は学生指導に熱心な方たちばかりで、私もそのおかげで、自分の意見などをはっきりと述べることができるようになりました」などと、良い面を強調してください。

やっちゃいけないこと

挨拶はやはり、敬語でしなくてはなりません。初対面のときから少し時間が過ぎて、先輩たちと個人的に少しは親しくなったかもしれませんが、その親しさを示そうと、ため口など使ってはいけません。まして、上から目線は厳禁です。最初の挨拶のときには、笑わない方がいいと言いましたが、これからいっしょに飲む会ですから、少しはリラックスして、笑いもいいかもしれません。

くだけすぎてもいけませんが、緊張しすぎてもいけません。ぎこちない話し方になったりしたら、このあとの会がだいなしです。話し方には気を付けてください。そして一番大事なことは、やる気のなさやだらしなさを見せてしまうことです。あくまでも、上司や先輩との付き合いを通じて、自分のやる気を見せることです。歓迎会の挨拶では、やる気をしっかり見せてください。

気をつけること

学生時代にみなさんは、ゼミコンやサークルなどで、いろいろみんなと飲む機会があったでしょう。コンパですから、真面目な顔をしてただじっとすわっていたら、変な奴だと思われてしまいます。新入社員の歓迎会でも、たしかにそれは変ですが、社会人と学生は違う、ということを十分に認識していなくてはなりません。学生ならば、ハメを外しても大丈夫なことが多いのですが、社会人となると、節度をもたなくとはいけません。節度をもって、ふざけるときはふざけ、親しくするときは親しくすることが大事です。

酒の席は、とかく無礼講になりがちです。昼間の会社では、上司や先輩と自分の間に、一種の序列が存在しています。無礼講といっても、本当に無礼なことはいけません。憲法で人間の平等が保障されていますが、それでも社会においては、一定の社会秩序というものがあります。それをきちんと理解できるのが社会人、ということになります。

歓迎会が盛り上がって、上司が「今日は無礼講でいこう」などとおっしゃっても、本当に無礼講というわけにはいきません。

まとめ

会社での自己紹介と違って、新入社員の歓迎会での挨拶ですから、適度にリラックスして、あまり堅苦しいものにならないよう、十分に注意してください。自分がいろいろな注意をしていることを、皆さんに悟られないように注意する、ということです。

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