風邪を早く治す食事とは?食事から食べて風邪をやっつけよう!

風邪を早く治すための食事療法を考えてみましょう。食事療法とか医食同源とかいった言葉を聞いたことがあるかと思います。古代インドでは人間の知恵までが何を食べるかによって決定されていると考えられていました。

それがどこまで真実なのかは別にして、風邪を引いたら食べ物に気をつけなくてはなりません。それにまた風邪を引いて体の具合が悪くなると食欲がなくなりますから、風邪を引いたときこそきちんと必要な栄養を取って体力をつけることが大切です。

風邪を早く治すためにはどんな食事をしたら良いのか考えてみることにしましょう。

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風邪の症状と原因

風邪にはいくつかの症状があります。体がだるいというのが最初に考えられる症状です。もちろんただ疲れているだけで体がだるいということもあるでしょうが、体力を消耗して疲れている場合はまた風邪の細菌やウイルスに抵抗できず風邪を引いてしまうこともあります。

悪寒がすればもう風邪を引いたことに間違いはありません。次に、外気と体内とを結ぶ交差点としての鼻や喉に異常が現れます。鼻からは鼻水が出たり、鼻づまりを起こしたりします。

喉の症状としては、せきをすることから始まり、喉が赤くはれ上がって痛くなりますが、こうなるともう我慢ができなくなってしまいます。細菌やウイルスが体内に侵入したために血流も悪くなり、頭痛がするようになったらもう仕事が手に付かなくなってしまいます。

食事で風邪をやっつける

いろいろな風邪薬が市販されていますが、薬には必ず副作用がありますので、風邪を引いたらまずは食事療法を試みるのが良いでしょう。風邪に対する抵抗力をつけることのできる栄養素を多量に含んだ食品にはどんなものがあるのでしょうか。

風邪を引いたら食欲がなくなってしまいますから、食欲がなくても食べられるようなものが良いですね。昔はおかゆに梅干しというのが風邪を引いたときの定番だったのですが、温かいおかゆは消化が良いし、体を温める効果も期待できます。

また昔は生姜入りのあんかけうどんもおかゆに次いで定番でしたが、これも消化が良くて体を温める効果があります。雑炊にすると、その他いろいろな食材を混ぜることができます。

風邪にはビタミンCが効果的ですが、ビタミンCが豊富な食べ物と言えばもちろん果物です。レモンやイチゴやみかんなど、手軽に口にできます。野菜ではブロッコリーにビタミンCが多く含まれています。

弱った体を元気にするには栄養の高い食べ物を取る必要がありますが、レバーならそれほど脂っこくもなくそれほど大量に食べる必要もない手軽な食材です。

風邪を引いたら体を温めることが大切ですが、体の中から温めるとすればやはり食事です。生姜は体を温める働きをする食材ですから、例えばうどんに生姜を添えるとかして少しでも生姜を食べてください。

鍋にすると、温かい肉や魚や野菜が食べられますし、残った汁で雑炊やうどんもできます。ただし他の人に風邪をうつす危険がありますので、一人鍋にしてください。

細菌やウイルスを抗生剤で直接殺すのではなく、やはり体の免疫を高めることで細菌やウイルスに勝つことが大切ですから、免疫を高めるものを食べてください。大根やねぎやニラやたまねぎが免疫を高める働きを持っています。

食べちゃダメなもの

何でも食べて良いのかというと、もちろんそうではありません。いつもは手軽に食べられるということでファーストフードを愛用しているかもしれませんが、風邪を引いたときには、どんな添加物が入っているかわからないファーストフードはやめてください。

風邪を引くと胃腸も弱るので、消化が良くないもの、例えば天ぷらなど油を使った料理はダメです。焼肉も、元気になってからもりもり食べてください。刺激の強いものや辛いものも体内の粘膜に悪影響を与えますので、風邪を引いたときには控えるようにしてください。

食事以外の対処法

食事以外の対処法としては、体を温めるようにすることが挙げられます。ともかく体を冷やさないように心がけてください。マスクをすることで細菌やウイルスの侵入を防ぐとともに、喉や鼻に保湿効果が期待できます。

手洗いとうがいも欠かさずにやってください。睡眠を十分にとることで体力を回復するようにしてください。水分補給も大切です。体温が38度以下なら、風呂に入るのもいいでしょう。

体を温めるとともに適度な保湿効果もあります。漢方薬の葛根湯は体を温める作用があるので、風邪の引き始めには有効です。市販の風邪薬は、副作用に注意しながら自分の風邪の症状に合わせたものを服用してください。

風邪薬は風邪そのものを治療するものではなく、あくまでも対症療法であることは覚えておいてください。

風邪の症状が続く場合は病院へ

食事に気をつけ、風邪薬まで飲んでみたけれども風邪の症状が続く場合は、風邪ではない可能性があります。咳にせよ鼻水にせよ頭痛にせよ、風邪と似たような症状が風邪とは別の原因で起こることがありますから、病院に行って検査を受けてみてください。

喉の病気としては急性声帯炎、急性咽頭炎、咽頭がんなどがあり、鼻の病気としては副鼻腔炎、鼻炎、鼻茸などがあります。気管支炎や肺結核あるいは脳の異常による頭痛など、食事療法では治らない重い病気もありますので注意してください。

まとめ

風邪を引いたらすぐに風邪薬を飲むのではなく、まずは風邪に対する抵抗力を高めるために食事に気をつけてみてください。風邪薬はあくまでも対症療法ですので、きちんと食事を取り睡眠も十分にとって、あなたの体力で風邪を追い払うという意気込みを持ちましょう。

また食事は何でも良いというわけではなく、風邪を引いたときに有効な食材やそのレシピがありますのでそれを使ってみてください。

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