風邪の喉の痛みの治し方!即効でノドのガラガラを治したい人へ

風邪の原因も症状もいろいろ、喉の痛みはどうしましょう?われわれが一番よくかかる病気はなんと言っても風邪でしょう。「風邪を引いている」を英語で言うとI have a cold.ですから、風邪は寒い季節にかかる病気というふうに思われていますが、実はそうはないのです。

原因もいろいろで症状もいろいろだから、風邪といっても同じ一つの病気とは言えません。ある風邪薬のテレビコマーシャルでは風邪の症状に合わせて箱の色を変えていますが、風邪薬が対症療法の薬であることがよくわかります。ここではまず、喉の痛みの対処法について考えてみることにしましょう。

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風邪で喉が痛くなる原因

人間の身体には外部から侵入するウイルスや細菌に対する防御システムが完備されています。喉や鼻は呼吸器官と外部との接点ですから、とくにこの防御システムがしっかりしているのです。

喉が痛くなる原因としては、ウイルスや細菌を体内に入れないためにこの防御システムが過剰に反応することが考えられます。しかしそのためにかえってデリケートな窓の粘膜を傷つけてしまうことがあり、それが喉の痛みの原因になります。もちろん、ウイルスや細菌が喉まで侵入してしまって、ここで激しい防御反応が起こっていることも考えられます。

症状としては、喉が痛いということのほか、喉が「いがいが」することもあります。また、唾を飲み込むのも痛くてどうしようもない、などということもあります。さらに悪化すると、声が出なくなってしまうこともあります。

喉の痛みを治す方法

喉の痛みの治し方ですが、喉の痛みに効果のある薬を飲む前に、いくつかやっておくべきことがあるので、それを簡単にまとめておきましょう。まずは保湿です。

乾燥は喉に悪いので、マスクをするとか部屋に加湿器を置くとかして乾燥を防いでください。喉は寒さに弱いので、喉を温かく保つようにすることが大切です。それからやはりうがいをして、喉を清潔にしてください。うがいによって喉に張り付いたウイルスや細菌を洗い流すとともに、喉の炎症を緩和するのです。

昔から風邪を引いたときに効果のある食べ物がよく知られています。そのレシピなどを少し研究するといいでしょう。もちろん喉の痛みに効果のある風邪薬もいいのですが、薬品には必ず副作用というものがあるのでこれには注意が必要です。喉の痛みに効果のあるツボもあります。喉や首の周辺のツボのほかに、合谷(ごうこく)という手の甲のツボがあり、これは簡単に試すことができます。

これはやっちゃダメなだよ!

喉が痛いときにタバコを吸うのは絶対にダメです。健康なときでさえいろいろと害があるとされているタバコですから、その煙を吸い込むことで受ける喉の被害は説明する必要などないでしょう。

身体を温めるためにお酒がいいというのは誤解ですから、風邪を引いたらお酒は控えてください。また刺激物や辛いものなどを食べるのもダメです。過剰に反応して喉が痛んでいるのですから、喉に刺激を与える食べ物や飲み物は控えてください。炭酸飲料もダメだということを覚えておいてください。

喉が痛いときにまさか大声を出す人はいないかと思いますが、大声を出したりカラオケなどで喉を酷使することはダメです。

喉が痛くなった時の対処法

喉が痛くなったら、まずは保湿するようにしてください。乾燥は禁物ですから、マスクしてください。部屋に加湿器を置いて乾燥を防ぐことも有効な対処法の一つです。

風邪の症状を引き起こすウイルスや細菌は乾燥を好むと言われています。

喉が痛くなったら喉を冷やしてはダメなので、喉を温めるようにしてください。ネックウォーマーやマフラーやストールを喉の周囲に巻いて、冷たい外気から喉を守ってください。

手洗いとうがいは、風邪はもちろんインフルエンザ予防にも推奨されていますが、風邪を引いて喉が痛くなったらうがいをして、細菌を洗い流すようにしてみてください。うがい薬としてはイソジンが市販されていますが、もちろん昔ながらの塩水でもかまいません。また、冷たくした緑茶も喉の痛みに効果があります。

乾燥が禁物ということは、体内の乾燥についても言えることなので、水分を取ることを忘れないでください。食事は食材にこだわる必要があります。刺激物や辛いものなどを摂取してはなりませんが、逆にどんな食材が喉の痛みに効果があるのかについて知っておいてください。

昔から風邪を引いたら生姜を入れた葛湯を母親が作って子供に飲ませたものでしたが、これにはちみつを入れるとさらに効果的です。喉の痛みの効果のある食材としては、大根、はちみつ、レンコン、ねぎ、ゆず、しそ、たまねぎ、生姜などを挙げることができます。

薬を使う場合は副作用に注意する必要がありますが、まず試してみたいのは喉に塗る薬です。塗り薬は赤くはれ上がった喉に対して直接の効果が期待できます。塗り薬にはルゴール液があり、清潔な喉に塗る綿棒で患部に直接塗ってください。

綿棒は使い捨てにしないといけませんが、それでも綿棒に細菌が付着している危険性もありますし、手元が狂って思わぬケガをしてしまうこともあります。スプレータイプの薬ならその心配はありません。

また、うがいも大切ですがうがい薬としてはイソジンのような殺菌作用があるものがいいでしょう。比較的副作用の少ない薬としては漢方薬の葛根湯があります。

風邪の引き始めなら葛根湯は大きな効果を持っています。のど飴をなめると唾液が出て、のど飴の成分と唾液とのダブル効果が期待できます。スイス製のハーブキャンディーはお勧めです。喉の痛みに効果のあるツボのなかでも、合谷(ごうこく)はいつでもどこでも試せます。

手の甲の親指と人差し指の間にこの合谷がありますので、反対の手の親指でこの合谷を強く押してみてください。

それでも痛みが続く場合は病院へ

いろいろ試してみたけれど、喉の痛みが治まらず、それどころかさらにひどくなる場合は、たんなる風邪ではなく喉の病気の可能性がありますので、病院に行って診察を受けてください。急性声帯炎や急性咽頭炎かもしれませんし、咽頭がんの恐れもありますから、きちんと検査を受けてください。

まとめ

風邪を引いて喉が痛い。風邪の症状のうち代表的なものの一つがこの喉の痛みです。原因もいろいろですが、まずはできるところから喉の痛みに対処してみてください。薬を服用する前にやれることがいろいろあります。

身体を温めたり食べ物にも気をつけたりするとともに、うがいをしたり喉に薬を塗ったり、最終的には薬を服用するわけですが、それでも喉の痛みが治まらない場合は、病院に行って検査を受けてください。風邪ではない可能性も否定できません。

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