朝礼ネタ~5月編~ゴールデンウィークと端午の節句

5月の朝礼のネタと言えば、ゴールデンウィークなどいろいろあると思いますが、人気のネタだと他の人がしゃべる可能性もあったり、自分の順番までそのネタが話されないか冷や冷やしてしまいそうですよね。せっかく準備をしておくなら、安心して自分のスピーチを待てるような準備をしておきたいと思う人も少なくないのではないでしょうか。

今回は、5月の朝礼のネタにつてご紹介します。

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5月の行事

八十八夜(はちじゅうはちや)
立春から数えて八十八日目。春から夏に移る節目の日で、この日から夏の準備を始めます。「八十八」という字を組み合わせると「米」という字になることから、農業に従事する人にとっては五穀豊穣を願う特別重要な日とされてきました。今でも、農耕開始の到来を祝って神事が行われるところがあります。

端午(たんご)の節句
男の子の節句。本来、端午(たんご)とは月の始めの午(うま)の日をいいますが、旧暦5月5日(現在は新暦5月5日)を端午というように変わりました。古代中国では、この日を薬採りの日としていて、薬草を摘んで野遊びをしました。菖蒲は、煎じて飲んだりして昔から薬草として使われていたそうです。男の子の節句とされるまでは、厄病を祓う節句で「菖蒲の節句」とも呼ばれています。

5月の出来事

日本赤十字社創立記念日(1日)
1877(明治10)年、佐野常民らが博愛社を設立し、西南戦争の負傷者を政府軍・西郷軍の別なく救護した。1886(明治19)年に日本が万国赤十字条約に加盟したため、1887年5月20日に日本赤十字社と改称した。

世界赤十字デー(8日)
1948(昭和23)年にストックホルムで開催された第20回赤十字社連盟理事会で決定。赤十字の創設者、アンリ・デュナンの1828年の誕生日。

生命・きずなの日(17日)
日本ドナー家族クラブが制定。生命の大切さ、生命の絆について考える日。

ボクシング記念日,チャンピオンの日(19日)
1952(昭和27)年、挑戦者・白井義男が世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちし、日本初のボクシングのチャンピオンになった。湯川秀樹博士のノーベル賞受賞、古橋広之進選手の水泳自由形世界新記録と並んで、敗戦でショックを受けた日本人の心に希望の灯をともした。

小学校開校の日(21日)
1869(明治2)年、京都市に日本初の小学校「上京第二十七番組小学校」が開校した。住民が自分達で資金を調達して開校したものだった。

5月の健康

誰もがかかりうる5月病!
新年度を迎え、新社会人をはじめ転職や異動など新しい環境で仕事を始める人も多いことでしょう。心機一転、「よし、頑張るぞ!」とエネルギーが湧いてくるものです。しかし、ゴールデンウィークを過ぎてひと段落する頃から、にわかに「やる気が出ない」「ふさぎこむ」という症状が現れる人がいます。俗にいう「5月病」です。5月病にならないために、ストレスをためないように会話などをして解消したり、栄養バランスの取れた食事をしたり。質の良い睡眠をとったり、休みの日の過ごし方を自分の好きな事に使うなど仕事の事を忘れられるような時間を作り、身体を動かしたりしてリフレッシュさせてあげる必要があるようです。

5月の歴史

日本国憲法施行(1947年)(3日)
第4回万国博覧会にてパリのエッフェル塔公開。塔の名前は、設計と建築を手がけたアレクサンドル・エッフェルに由来(1889年)(6日)
アメリカ・フィラデルフィアの教会で世界初の「母の日」を実施(1908年)(10日)
宮本武蔵と佐々木小次郎が巌流島で決闘(1612年)(13日)
直方隕石が落下。落下の目撃記録のある世界最古の隕石(861年)(19日)
ドイツ民主共和国憲法が成立し、東ドイツが誕生(1949年)(30日)

5月生まれ偉人

田中角栄(4日)
オードリー ヘプバーン(4日)
源頼朝(9日)
フローレンス ナイチンゲール(12日)
板垣退助(21日)

朝礼スピーチ例

4月からの慣れない新生活(入学、入社、人事異動等)に一息つけるゴールデンウィーク連休。ところが、息抜きのつもりが骨抜きに。そんな、5月特有の五月病ですが、近年では五月病のみならず…のんびりとした正月ムードから抜け出せずにかかってしまう一月病クリスマスを一人で過ごす孤立感によって発症するという十二月病同じくバレンタインデーを挟んで発症する二月病など、半分冗談のような話ですが、一月病~十二月病までフルラインナップされているとの噂もあるそうです。特に最近では月単位ではなく週単位毎週日曜、サザエさんを見る時間帯になると月曜からの出社がイヤになるいわゆるサザエさん症候群を発症する人が、若い世代を中心に急増していると言われています。
ただ、そもそもの五月病自体、正式な病名ではなくはっきりとした定義付けも難しいとされており、単なる怠慢ややる気の問題、いわゆるなんちゃって五月病(仮病)と片付けられがちです。しかし、実は放置が危険なケースもありますので、予備知識として五月病の正体を知っておくと、どこかで役に立つかもしれません。最近の若者は…近頃の若いヤツは…と見過ごすか、正しく声を掛けられるか。上司・先輩としての力量・度量が試されると言っても過言ではないかもしれません。

日本では母の日は5月の第2日曜ですが、世界各国における母の日の起源・由来には諸説あり、その日付も様々です。有力説として語られることが多いアメリカ発祥説を紹介していきます。アメリカ合衆国とアメリカ連合国で争われた南北戦争(1861年~1865年)の最中、負傷兵の救護や衛生管理を行うため、母の仕事の日と銘打ち、敵味方を問わず地域の女性を結束させたアン・ジャービスという女性活動家がいました。そのアン・ジャービスの死から2年経った1907年5月12日。娘のアンナ・ジャービスが、母アンが生前に日曜学校の教師をしていたという教会で記念会を開催、その際、母が大好きだったという白いカーネーションを祭壇に掲げたと言われています。この行為がアメリカ全土に広がりを見せ、1914年、当時のウイルソン大統領が、5月の第2日曜を母の日として国民の祝日に制定しました。亡き母に白いカーネーションを贈ったアンナの行為を受け、後に母が他界している場合は白いカーネーション母が健在であれば赤いカーネーションを胸に飾るようになったと言われ、それがやがて、母の日にはカーネーションを贈るという習慣へ変化していったと言われています。

なお日本では、明治末期から大正にかけて広まったとされ、昭和初期から戦後しばらくの間は、当時の皇后(香淳皇后)の誕生日3月6日が母の日とされていました。その後、1937年(昭和12年)5月8日に、森永製菓が第1回森永母の日大会(下記)を開催。1949年(昭和24年)頃からはアメリカに倣い、5月の第2日曜に行われるようになったようです。

まとめ

探してみるとたくさん見つかるネタですが、一番は自分が話しやすいと感じるネタを見つけることが大事かもしれません。無理して自分の興味のないネタを話しても、熱量が足りずせっかく話しても伝わらないかもしれません、自分が話したい話こそ相手が聞きたい話かもしれませんね。

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