新入社員の挨拶のポイントは?やっちゃダメなことも紹介するよ!

大勢の上司や先輩たち、それに、自分と同じ新入社員の前で、まずは自分がどういう人間であるかを知ってもらうために、自己紹介をします。新入社員といっても、新卒ばかりではありませんね。まずどこかに就職したあと、そこでスキルを磨いたり資格を取ったりして、そのキャリアスキルを活かすことがふつうになっています。別の会社を中途退職して、この会社に就職した新入社員もいるわけです。

ここでは新入社員では最初の仕事?になるかもしれない挨拶ややっちゃいけないことをご紹介します!

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挨拶の構成

自己紹介の手順としては、まず名前と年齢は必須ですね。出身大学と学部については、履歴書に記載してあるので、人事担当の上司はすでに知っています。出身大学の名前を言うことで、例えば、偏差値上位の大学出身だと威張っているなどという印象を与えてしまい、かえってマイナスになることもありますので、注意しましょう。それよりは、どんなことができるのか、どんなことをやってきたのかなど、キャリアスキルをアピールした方がいいでしょう。挨拶の締めとしては、そのスキルを活かしてこの職場で働けることを喜んでいる、などという期待感溢れる言葉にしましょう。

ダメな例文・いい例文

ダメな例文としてはまず、「自分は○○大学の○○学部を優秀な成績で卒業しました」というのが挙げられますね。自尊心そのものは大事なのですが、それを他人、まして初めて会う人たちの前あからさまに示したら、それはもう自尊心ではなく高慢になってしまいます。

それから、「自分はが前の職場を辞めてこの職場を選んだのは、前の職場では自分の才能を発揮できないからです」というのもいけません。前の職場の悪口は厳禁です。「私が前の会社を退職したのは、上司に○○というのがいて、それが能力もないくせに何かと自分の仕事に口を出して……」などと、新しい職場の人たちが聞いたらどう思うでしょう。いい例文として例えば、「これから自分のスキルを活かして、この職場でどのようにやっていけばいいのか、期待は大きいのですが、その反面、不安も同じように大きいのです。上司や先輩の方々のサポートを期待しております。

それとともに、私をこのように受け入れてくださった上司や専売の方々の私に対する期待に答えられるよう、頑張りたいと思います」など、「期待」をキーワードにするといいでしょうね。まだ何も始まっていないのですから。

やっちゃいけないこと

これからこの会社でいっしょに働いていこうとする人たちの前で、自分を最初にアピールする場面ですから、挨拶の言葉は大事です。しかし、その言葉を皆さんの前で口に出して言うのですから、気をつけなくてはならないことは、いくつかあります。

そのうち、まず、「やっちゃいけないこと」について述べておくことにしましょう。

スピーカーから音声だけが流れる、というのであれば別ですが、挨拶はふつう、人前でやりますね。言葉が口に出るより前に、あなたの姿があなたの挨拶を聞く人の目に飛び込んできます。耳よりも目が先です。ということは、ボロボロの服装ではいけないし、逆にまた、派手すぎる服装でもいけません。服装には気をつける、これが大切です。職場によって、あるいは職種によって、服装はかなり異なっているので、そのことも考えておく必要があります。

お笑いタレントではないので、聞いている人たちを笑わせよう、などと考えてはいけません。あくまでも真面目に、自己紹介をして、聞いている人たちの期待が得られるよう心がけましょう。もちろん、自分が笑う、ということも不要です。言葉というものは、その人の内面を映し出す鏡でもありますから、話し方にも気を付けてくださいね。あまりにも緊張して「てにをは」を間違えたり、逆にくだけすぎて丁寧語を使わなかったりしてはいけません。

気をつけること

これからこの職場で働いていこうとするなかで、大事なのは時間をきちんと守ることです。挨拶の日は、その最初なのですから、遅刻などしたら、もうそれだけでアウトです。最近は、朝の通勤時間帯に、人身事故が起こったりして、電車が遅れることも多いです。遅延証明書を見せたからといって、遅刻そのものが許されるはずもありません。初日は早めに出社することを心がけましょう。

さきほど、服装のことを言いましたが、女性はお化粧にも気をつける必要がありますね。自分をいかにしてよりよく見せるか、そのためには、清楚で真面目な印象をもってもらえるよう、身だしなみには気をつかってください。女性もそうですが、とくに男性は、ぼさぼさの髪では印象最悪なので、当日までにできれば髪を切っておきましょう。もちろん早起きして、髪をとかしておきましょう。

第一印象って大事

挨拶の日は、とにかく初日。第一印象であなたに対する評価が決まってしまう、と言っても過言ではありません。さて、この第一印象、どこで決まるでしょうか。挨拶ですから、もちろんあなたの挨拶の言葉は大事ですね。ただ、書類審査ではありませんので、話す内容は聞いたあとからすぐに消えていきます。第一印象のうち、話す内容は2割だと考えてください。

では、残る8割はどこからくるのか。もうわかります。視界から入ってくる情報です。あなたの服装、身だしなみ、一挙手一投足。大げさな身振りもいけませんが、ただ突っ立っているだけでもいけません。適度に緊張し、適度にリラックスして、あなたの挨拶を聞いている人たちの目に、あなたの第一印象を焼き付けるのです。ただ、この第一印象は、最初の3秒で決まる、とも言われています。最初の3秒であなたの印象をよくしておけば、挨拶の言葉の途中で、ちょっとした言い間違いがあっても、大目に見てもらえることでしょう。

まとめ

採用試験の面接のときにも緊張したと思いますが、最初の挨拶は、この職場で働くあなたの居場所をこしらえるもの。誠実に自分をアピールしてくださいね。嘘などついてはいけませんが、同じ中味なら、少しでもよく見てもらえるよう、注意する必要があります。

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