離婚準備あれこれ!旦那と別れようとしている女性は必見です!

離婚を考えている女性はどんな準備をすればいいのでしょうかみんなから「お幸せに!」と祝福の言葉を浴びて始まった新婚生活でしたが、いざ結婚してみると永遠の幸せなどというものは存在しないことを思い知らされます。それでも我慢していられればそれなりに幸せなのかもしれませんが、我慢の限界を超えてしまったらあとは離婚して新しい人生を始めるという選択肢しか見えてきません。さて、そうなってしまったら、どのようにして離婚することができるのか、考えてみることにしましょう。

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離婚準備あれこれ

三行半(みくだりはん)というのは聞いたことがありますか。江戸時代から明治・大正さらに昭和の初めまでは、嫁の方から離婚することができなかったかわりに、亭主の方からは3行と半分の決まり文句を書いた紙切れ1枚を渡すことで離婚ができたのです。結婚生活がどうしても我慢できなくなった女性は、駆け込み寺とか縁切り寺に逃げ込むしか方法がありませんでした。

現在の日本はもちろんそんな結婚制度ではありませんから、結婚も離婚も形式的には自由にすることができます。しかし、現実はそう甘くありません。まずはあなたが専業主婦か職業を持っているかで違います。専業主婦なら、離婚した後どうやって生活するのか、それを考えなくてはなりません。子供がいるかどうかによっても違います。離婚後に子供を誰が引き取って育てるのか、そしてそのための費用はどうするのか、考える必要があります。

貯金は必要?

有名芸能人の離婚のニュースで慰謝料○億円などというのを聞くことがあります。それを聞いて離婚したら多額の慰謝料がもらえる、などと勘違いしてはいけません。夫の年収によって慰謝料の額は制限されますし、離婚原因が何であるかによっては、逆にあなたが夫に慰謝料を支払わなくてはならないことさえあります。離婚のときに話し合って、慰謝料や子供の養育費をもらうと決めていたとしても、別れた夫はその金額をきちんと支払ってくれるとは限りません。たとえ慰謝料や養育費がもらえても、それほどの高額は期待できませんから、食べていくために仕事探しをする必要もあります。仕事をし始めても給料がもらえるのは1ヶ月先ですから、ともかく当座の生活費として、貯金を切り崩さなくてはなりません。ですから離婚するときには、しばらく生きていけるだけの貯金は絶対に必要です。

準備期間

何の理由もなくただ夫の顔を見るのが嫌になったから離婚する、などということは法的には認められません。離婚するためにはそれなりの理由が必要です。離婚原因のトップはやはり夫の浮気ということになるでしょうから、その証拠探しをすることから始めます。その浮気によって夫がどの程度、本来生活費として家計に入れるべきお金を無駄遣いしているのか、そしてそのことで自分がどの程度精神的なダメージを受けているのか、そういうことなどを計算して、離婚に際して夫に支払わせるお金を調べます。離婚したらたいていは姓も旧姓に戻します。離婚届を提出する際に現在の姓を選択することも可能なのですが、たとえ姓が変わらなくても戸籍は新しいものになりますから、クレジットカードの名義変更や引落口座の変更などもしておかなくてはなりません。あるいは、年収その他の事情により、今使っているクレジットカードが使えなくなることがあります。

生活設計

離婚後自分一人で生きていくのか、子供を引き取って生きていくのかという選択肢がありますが、いずれにせよまずは生活費がいくらくらいかかるのか考えなくてはなりません。夫に出て行ってもらって自分が今の住居に住むという例もありますが、ふつうは自分が出て行くことになるので、住居費がいくらかかるかも大切な問題です。新しい住居に転居するとすれば、引っ越し費用もかかりますから、それも計算しておかなくてはなりません。仕事をすでに持っている人は、離婚後もその仕事が続けられるかどうかも考えておく必要がありますし、専業主婦だった人は、元夫から受け取るお金で一生暮らせるはずもありませんので、仕事を探す必要があります。子供がいない場合には問題ないのですが、子供がいればその親権を誰が持つのかも大事なことです。もちろん誰が育てるのかは、離婚の際に決めておかなくてはなりません。

離婚後の自立

離婚するときに慰謝料をもらったとしても、その後の生活をするための生活費はもらえませんから、自分の生活費は自分で稼いでいく必要があります。また離婚後に実家に戻るケースもありますが、これは考えずに自立することを考えてください。離婚後は、子供を引き取るかどうかは別にして、ともかく自立するものだと覚悟を決めてください。

離婚後にもらえるお金の種類

子供を引き取って育てる場合は、その子供の養育費を請求することができます。しかしそれは、その子供が成人するまでです。慰謝料とは別に、結婚後に形成された資産や貯金は夫婦の共有財産ですので、財産分与というかたちでその半分を受け取ることができます。夫婦ともに年金生活者の場合は、年金分割という形で自分の年金を受け取ることができます。

まとめ

離婚するには、それなりの準備と覚悟、それに離婚後の自立を支えていくための仕事、自分一人での子育てなど、たとえ慰謝料をもらうことができたとしても、困難なことがたくさんあります。離婚成立後、慰謝料や養育費の不払いをめぐって訴訟になることもありますから、離婚して自由な生活ができるなどと甘いことは考えない方がいいでしょう。夫婦喧嘩をして「離婚よ!」と叫んだとしても、離婚するにはそれなりの準備が必要ですから、冷静にじっくりと考えてみてください。

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