結婚しない生き方!男が結婚しない理由とおひとりの幸せと老後

結婚は男性にとっても女性にとっても、それぞれの長い人生のひとつの区切りとなるものです。結婚が人生のゴールでありまた出発点であると考えられていた時代もありましたが、今では生涯結婚しないで独身を貫くという生き方もかなり一般化してきています。全員がこの選択をしたら人類は滅亡してしまいますが、もちろんそんなことにはならないでしょう。

ふつうに生きていれば男性と女性はいろいろな形で結びつくものであり、結婚しないという生き方を選択するためには、それなりの信念や覚悟があるということになります。ここで、結婚しない生き方を選択した男性が、なぜその生き方を選択したのかについて考えてみます。

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結婚しない生き方の理由

結婚していない男性や女性のなかには、結婚したいと思う相手にまだめぐり会ったことがないという人も少なくありません。しかし、これは結婚しない生き方とは違います。結婚したいと思う相手と出会ったらすぐにでも結婚するでしょうから、結婚しないで生きていこうという決意をしているのではありません。

また、女性からみて清潔感がないとかおじさん臭いとか、そのような理由で結婚できない男性もいます。しかしこれも、女性に嫌われるために結婚できないのであって、もしもそんな男性でもいいと言ってくれる女性がいたらその女性と結婚するかもしれませんから、こういう男性も結婚しない生き方をしているわけではありません。

結婚しない生き方を選択している男性は、ある種の信念をもって自分ひとりで生きていこうとしています。結婚することによってその信念を曲げたり放棄したりしなければならない、だから結婚しないということです。好きな人といっしょに暮らしたり、子どもと遊んだりするというような結婚生活の幸せよりも、ひとりで生きる幸せを選ぶ生き方を選ぶということですから、それなりの覚悟が必要です。

結婚しない生き方をする理由のひとつに、趣味を大切にしたいということがあります。ちょっとした趣味ならば、結婚生活と両立することは可能かもしれませんが、例えば極端な例をあげてみると、ヒッチハイクでさまざまな国を歩き回るということが趣味だとすると、結婚しない生き方を選ぶしかありません。もちろん、ある世界的に有名な登山家は、それを承知で結婚してくれる女性がいたので、独身ではありませんでしたが、それは例外と考えていいでしょう。

結婚しても夫婦共稼ぎということが当たり前になってきていますが、それでも男性の生活力は結婚生活にとって大切な要素です。この生活力に自信がなく、お金をすべて自分ひとりのために使いたいという場合、やはり結婚しない生き方を選ぶしかありません。子どもを育てるためには、食費や衣料費だけではなく学費がかかりますから、生活力の問題で結婚しない生き方を選ぶ男性も少なくないでしょう。

また、どうしてもやりたいことがあって、そのために結婚生活を続けていくために必要な時間とお金が使えないということも、結婚しない生き方を選択する理由です。結婚生活と自分のやりたいことにすべてをかけるということとの両立は、なかなか難しいようです。やりたいことがあれば、妻や子どもはそのことに対する障害のようなものになりかねません。

結婚しないおひとりさまの幸せ

ひとりで何かやりたいことがあるから結婚しない生き方を選ぶとすれば、その人は「おひとりさま」として生きていくことになります。結婚したいのに結婚できなくて仕方なくひとりで生きるのとは違って、「おひとりさま」であることは幸せな生き方です。

おひとりさまといっても、孤独のなかに生きているのではなく、仕事もあれば趣味もあるので孤独とは違います。自分に与えられた時間とお金を自分ひとりのために利用できる、それがおひとりさまの幸せです。たまには気のあった友人といっしょに食事をしたり旅行に行ったりすることもあるでしょう。趣味に生きるのがおひとりさまの幸せですから、同じ趣味をもった人たちといっしょに過ごす時間もあります。もちろんそのなかには女性もいるでしょうから、女性に嫌われて結婚できない男性の苦しみなど、おひとりさまは知らないことでしょう。

結婚することで生まれる家族のために時間とお金を費やすことがないのですから、毎日の暮らしに余裕が生まれます。老後の生活ではありませんから、もちろん仕事もしなくてはならないので、そのために時間もエネルギーも奪われてしまうことは確かですが、それはおひとりさまの生活を支えるために必要なことです。

老後の不安と覚悟は必要

四苦八苦という言葉がありますが、そのうちの「四苦」は「老」「病」「生」「死」の4つの苦しみのことを指します。そもそも生きることが苦しみなのですが、おひとりさまの幸せを感じている人は、その苦しみは緩和されています。病気も現代の医学の力によってかなり克服されています。年を取り、いずれ死ぬことは誰も避けることはできません。

おひとりさまの幸せも、永遠に続くことはありませんから、老後どうして生きていくのか、その不安と覚悟は必要です。もっとも、結婚していても、妻に先立たれることもあれば、子どもの世話になることも現代社会では困難になっていますので、老後の不安はあります。

まとめ

社会人として生きていくためには結婚することが男性にとってひとつの条件だった時代もありますが、今では、結婚しない生き方もひとつの選択肢になっています。結婚しなくても日常生活に困ることはありませんから、自分やりたいことに時間もお金もかけることができるおひとりさまの幸せを選ぶ男性も増えてきました。もちろん、ひとりで生きることで生じるさまざまな不安などに立ち向かう覚悟は必要ですが。

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